腹腔内圧:Intra-abdominal pressure(IAP)

  • 胸部・肋骨の位置を修正し、腹式呼吸を行う(下部肋骨が横に広がる)。
  • 息を吸いながら、お腹の下・横・後に置いた指を押し返す
  • 息を吐いても、指を押し返した状態を保つ。

<うまくできない場合の方法>
・指をくわえて吸う。 ・うつぶせで行う。

□ 別法:ドローイン:
下腹部を背中方向に引き込み、お腹の下に力を入れ(腹横筋)、恥骨を持ち上げる(骨盤後傾)。
*お腹の真ん中、横に力が入らない。引き込む方向が上になってしまうと、肋骨が上に上がってしまうので注意しましょう。

ヒップローテーション

腹腔内圧を保ちながら、片膝を外側に開く。

ポイント:骨盤が動かない、おへそが動かない。

 

ショルダーローテーション

肘は90°、腹腔内圧を保ちながら、手を横に開く。

ポイント:腰がそらない。

 

ダブルレッグ

  1. 腹腔内圧を保ちながら、股関節から片足ずつ持ち上げ(膝90°)、5秒保持する。
  2. 片足ずつ戻す。腰がそらないように注意する。


ポイント:腰がそってしまう場合は、持ち上げる足の順番を変えてみましょう。

 

バンザイ

  1. おあむけ、両膝を曲げる。または、椅子に両足を乗せる。
  2. 腹腔内圧を保ちながら、鼻の横までバンザイをする。腰がそらないように注意する。

ポイント:腕を下げる時も腹腔内圧を保つ。

 

ロールオーバー

ダブルレッグ、前ならえ、腹腔内圧を保ちながら、身体を横に倒してバランスをとる。

 

ソラシック・ローテーション

腹腔内圧を保ちながら、両手を合わせて、胸椎を回旋させる。
膝は動かない。

手と顔が同じ方向を向く。両足は動かない

ダブルレッグ・ヒップアブダクション

  1. 股関節から、片足ずつ持ち上げ、両股関節・両膝関節を90°にする(ダブルレッグ)
  2. 腹腔内圧を保ちながら、片脚を横に倒す。骨盤が動かない。