体操のポイント

<目的と効果>
首の動きを良くする、筋肉の緊張をほぐす、良くない姿勢や筋肉痛を軽減させる

  • 体操の目安:10回
  • 余分な力が入らない、反動つけない、呼吸を止めない。
  • 痛み・症状のない範囲で、体操を継続する。
  • 痛み・症状が増悪する場合は、体操を中止する。

エクササイズを行っている最中、以下のような症状に気づいたら、エクササイズを中止し、医師またはセラピストに相談してください。

・めまい、ふらつき、目のかすみ、失神、意識障害
・腕に突然走る痛み、腕や手のしびれ、脱力感
・エクササイズによって頭痛が常に起こり、頭痛が続く。

体操:チンタッグ

  1. あおむけ、両膝を曲げる。首の表面の筋肉に力が入らないか確認するために、首の前面に手を置く。
  2. 両膝の上あたりを見る(眼球運動)。
  3. (頭を前に転がすように)あごを下に引き、5〜10秒、止める。

体操:ヘッドローテーション

  1. あおむけ、両膝を曲げる。
  2. 回す方向を見る(眼球運動)。
  3. 頭を横に回す。

体操:マット)肩甲骨を動かす

  1. 横向きに寝る。
  2. 肩甲骨を背骨の方向に寄せる。

肩甲骨周りの筋肉の緊張をほぐしましょう。

体操:座位姿勢の修正

  1. 骨盤をできるだけ立てる(起こす)。
  2. 10%、力を抜く。
  • 良くない姿勢に気づいたら、姿勢を変える。
  • 同じ姿勢を長時間しない( = 常に良い姿勢をする必要もない )。
  • リラックスした姿勢を心がける。
  • 椅子では、お尻と背もたれの距離が離れすぎない。
  • 必要に応じて、丸めたタオル・クッションを背もたれと腰の間に入れる。

体操:頭部位置の修正

  1. あごに指を置く。
  2. 指を動かさないで、指からあごを1cm 離す(あごを後に引く)。
  • 指なしで行っても良い。

体操:座位)肩甲骨を動かす

  1. 座位、骨盤を立てる。
  2. 肩甲骨を背骨の方向に寄せる。肩甲骨を上に持ち上げ、回すように動かしても良い。

肩甲骨周りの筋肉の緊張をほぐしましょう。