Contents
ウォームアップのポイント
- 目的:体温・筋温の上昇、心拍数↑、柔軟性の向上、神経―筋の協調性↑、精神的な準備
- ストレッチ・体操の目安:運動前に10秒1回ずつ行う。
- 痛み・症状のない範囲で、ストレッチ・体操を継続する。
- 痛み・症状が増悪する場合は、ストレッチ・体操を中止する。
ストレッチ&体操:内もも(股関節内転筋)
- 立位、両足を外側に開き、手を大腿内側に置く。
- 股関節を外側に広げて、お尻を床方向に下げながら、股関節内転筋を伸ばす。
- 胸椎を回旋させ、肩を身体の真ん中に入れ、深呼吸をする。
ストレッチ:内もも(股関節内転筋)
- 立位、つま先を前に向けて片足を外側に開く。
- お尻を床方向に下げながら、股関節内転筋を伸ばす。
つま先を上に向けると、もも裏(ハムストリングス)のストレッチになる。
ストレッチ:お尻(殿筋)
- 座位または立位、足を組む。
- 骨盤を立て、骨盤から上体を前に倒し、組んでいる側のお尻の筋肉を伸ばす。肘で膝を押すとよりストレッチされる。胸から前に倒れないように注意する。
体操:胸椎・肩甲骨・肩
- 立位、身体を前に倒し(前屈)、手の甲をつける。
- 身体を後にそらしながら、肩甲骨をよせ、手のひらを外に向ける。
ストレッチ:もものつけね(腸腰筋)
- 四つばい、足を前後に開く。
- 後側の股関節を前に押し出し、後側の下肢の腸腰筋を伸ばす。腕を上に伸ばして身体を横に倒すと背中のストレッチになる。
ストレッチ:もも前(大腿四頭筋)
- 立位にて、足の甲を持つ。
- 肩・お尻を結んだラインよりも膝を後の位置にして、踵をお尻に近づけ、大腿四頭筋を伸ばす。骨盤を後傾させることで、より大腿直筋が伸ばされる。
ストレッチ:もも裏(ハムストリングス)
- 立位、足をクロスする。
- 前の膝で、後ろの膝を伸ばし(膝ロック)、身体を前屈させハムストリングスを伸ばす。
ストレッチ:下腿三頭筋
- 壁に両手をつき、足を前後に開く。
*壁がなくても可能 - 後側の踵を床につけ、膝をしっかり伸ばし、下腿三頭筋を伸ばす。
別法:台の上に足を乗せ、踵を台から下ろす。
体操:ヒップアウト
- 上体まっすぐ、左(右)足を股関節から横に持ちあげ、前に回す。
- その場または前に3歩ステップ。
- 上体まっすぐ、右(左)足を股関節から横に持ちあげ、前に回す。
体操:キック
- 上体まっすぐ、左(右)足を股関節から前に持ちあげる。
- その場または前に3歩ステップ。
- 上体まっすぐ、右(左)足を股関節から前に持ちあげる。
股関節の屈筋を意識する。
ハムストリングスの柔軟性向上、片足立ちのバランス向上となる。
ハイキック:対角線の手とつま先をタッチする。